どうも、Mゆうです。
始めてFinal Cut Proに触れた時、
なんとなくソフトを立ち上げてみて、なんとなく操作を開始し、
なんとなく動画が作成された(素材を並べただけですが)記憶があります。
Final Cut Proの基本構造も理解しないままに。
- 「ライブラリ」とは
- 「イベント」とは
- 「プロジェクト」とは
理解してますか。
正直、使い方は自由ですが、構造を知っておくことで、
より効率的なデータ管理に繋がると思います。
今回は、この基本構造について整理するべく、
実際、整理に使える例も挙げながら解説したいと思います。
全体構造
「ライブラリ」「イベント」「プロジェクト」
これらは、簡単にざっくりいうと、、、
ファイルの管理単位の違い。
になります。
イメージとしては下の画像のような構造となります。
このイメージを掴めれば、もう理解したも同然です。
- 「ライブラリ」は動画素材、音声ファイル等、ファイル管理・整理する大元の箱。
- 「イベント」もライブラリと同様ですが、もう少し小さい単位の箱。
- 「プロジェクト」は1つの動画作品を編集する箱(場所)
イメージは湧きますでしょうか。
具体例(実例)
それでは、もう少し具体的に落とし込んで解説したいと思います。
私も実際にこの使い分けを行なっております。
前提として、ここでは動画編集の管理単位(ジャンル)を下記の通りとします。
- 家族用
- 仕事用
- 友人用
ライブラリの役割
上記のような管理単位で分けた時、それぞれ編集に使用する動画素材も
異なってくることになると思います。
ですので、これらを大元の単位としてジャンル分けして管理・整理します。
つまり、
「家族用」ライブラリには、家族用の動画素材のみを。
「仕事用」ライブラリには、仕事用の動画素材のみを格納する。
という感じです。
イベントの役割
先ほどの「家族用」ライブラリに、家族用の動画素材のみを格納したとして、
経時的に動画素材がどんどん溜まっていくと思います。
そこで、それらを整理するのがイベントの役割になります。
例えば、「家族用」動画のうち、旅行に行った時のものを分けるとし、
行った時期によって「春旅行」「夏旅行」と行った具合に整理します。
そして、ライブラリも含む全体像を考えると以下のようになります。
「家族用」ライブラリ内の、「春旅行」イベントには、春旅行の素材が格納されており、
「家族用」ライブラリ内の、「夏旅行」イベントには、夏旅行の素材が格納されている。
という感じです。
プロジェクトの役割
最後、プロジェクトですが、
こちらは動画編集をする場所という理解で問題ありません。
加えて言うなら、
先程の、「家族用」ライブラリ内の、「春旅行」イベントの動画を編集するとして、
編集する作品が2つあったとします。
その場合は以下のように整理するのがプロジェクトの役割になります。
「春旅行」動画のうち、編集したい作品によって、
プロジェクト名を「春旅行Day1」、「春旅行Day2」、「総集編」と行った具体に整理します。
今回の全体像
そして、今回紹介してきたファイル管理を
ライブラリ、イベントを含む、全体像として示すと以下のようになります。
「春旅行Day1」「春旅行Day2」「総集編」という3つプロジェクトが存在している。
という感じです。
\今あなたが読むべき本は?/
どうも、Mゆうです。 Final Cut Pro動画編集を始めてみたけど、どのようにスキルを磨いていけば良いか、悩まれてる方もいらっしゃると思います。 一般的に、Final Cut Proの学ぶ方法としては、下記勉強方法が示される[…]
さいごに
今回は、Final Cut Proのファイル整理について、
その基本構造と、具体的な使い方を例を挙げて紹介してきました。
効率的なファイル管理・整理がうまくできれば、結果として、作業効率も上がります。
是非とも理解した上で、これを機に整理されてみてはいかがでしょうか。
またおすすめのファイル管理方法がありましたら是非、
コメントなどで教えてください。
では。