どうも、Mゆうです。
最近、SNS中心に縦動画が当たり前になってきましたね。
少し前はテレビの画角に沿って横向き(16:9)が普通だったのに。
縦動画の需要も増えていることから、
今回は、Final Cut Pro動画で縦動画を編集する方法を解説していきます。
解説は下記、3パターンに分けて解説します。
\こんな方におすすめ/
- 最初から縦動画を編集したい
- 編集の途中から縦動画にしたい
- 横動画を縦動画に編集し直したい
横動画を縦動画に再編集するにあたっては、
画角が違うので、1つ1つクリップの調整も必要になりますが、
今回は、簡単調整する方法も解説します。
今回、用いた動画は下記。
<横Ver.>
<縦動画>
縦動画の特徴
縦動画はアスペクト比が、9(横): 16(縦)の比率で製作された動画になります。
動画を観るのに、スマホを横に持ち替える手間がないことや、
横向き動画に比べて、動画の迫力、没入感が高まります。
スマホ1stの今の時代、
SNSマーケティングにも欠かせない存在になっていることは確かです。
では実際の編集のやり方について解説していきます。
最初から縦動画でプロジェクトを作成する場合
これはプロジェクトを立ち上げた際の設定画面で設定します。
STEP. 1 新規プロジェクトを作成する
[ ファイル ]→[ 新規 ]→[ プロジェクト ]から新規プロジェクトを作成する。
STEP. 2 プロジェクト設定画面で縦動画の設定を行う。
立ち上がった設定画面にて、[ビデオ] 設定を [縦] へ変更します。
[ビデオ] 設定を [縦]にすることで解像度が720×1280となってしまうため、
下記のように続けて、[解像度]を1080×1920など撮影素材に合わせて変更します。
フレームレートも素材に合わせて変更し、[OK]をクリックし、設定完了。
今回は、解像度:1080×1920フレームレート:23.98にて設定しました。
あとは動画をタイムラインに挿入し作成していきます。
編集の途中から縦動画にしたい
STEP. 1 プロジェクトを選択し、[変更]をクリックする
こちらも少し設定をいじるだけです。
ブラウザ内の縦動画サイズに変更したいプロジェクトを選択し、
ワークスペース右上、インスペクタ内[変更]をクリックします。
STEP. 2 プロジェクト設定画面で縦動画の設定を行う
あとは先ほどと同様に[ビデオ] 設定を [縦] へ、
[解像度]など変更することで、縦動画へと変更できます。
STEP. 3 ビデオインスペクタの[調整]などで任意の画角へ調整し編集する。
あとは、タイムラインのクリップを縦動画のサイズに合うように、調整していきます。
下記画像では、ビデオインスペクタの[変形]からサイズ調整し編集しています。
冒頭に述べたように、クリップ1つ1つの画角調整には根気がいるので、
さらに簡単な方法について以下、解説していきます。
横動画を縦動画に再編集したい場合
最後に横動画で撮影された動画を、簡単に縦動画に再編集したい場合についてです。
STEP. 1 プロジェクトを別名複製する
プロジェクトを二本指でタップし、[プロジェクトを別名で複製]をクリックします。
STEP. 2 スマート適合にチェックを入れ複製
これまで同様、設定画面にて、[ビデオ]設定を [縦]変更、[解像度]など変更する。
ポイントとしては、[スマート適合]にチェックすることです。
この[スマート適合]にチェックをすることで、
FinalCutProが映像を判別し、被写体を縦動画の画角に対して、相応しい位置に自動設定してくれます。
[OK]を押すとクリップを解析し自動で縦動画を作成してくれます。
完成
必ずしも思っている通りに自動調整されない場合がありますが、
あとは、上述のように位置を微調整していきましょう。
さいごに
今回は、Final Cut Pro動画編集で縦動画の編集方法を解説してきました。
これからもますます縦動画が主流になると思うので、ぜひ覚えておきたいところですね。
誰かのお役に立てば。
では。