【保存先管理】FinalCutProライブラリを外付けストレージへ移行管理する方法(HDD・SSD)

どうも、Mゆうです。

 

 

動画編集するとPCの容量圧迫が問題となることもしばしば。

素材はもちろん、ライブラリそのものを外付けストレージへ移行することで、
PC内蔵ストレージを圧迫を避けることができます。

 

今回はFinal Cut Proのデータ管理として、
ライブラリを外付けHDD・SSDへ移行して管理する方法について解説します。

 

こんな方におすすめ

 

  • 動画データでPCストレージに余裕がない
  • データ管理として外付けストレージに移行したい

 

すでにPC容量が逼迫してる方は、下記対策も参考になるかも!?

\CHECK/

どうも、Mゆうです。     FinalCut Proで「動画編集を始め、何本か作品として仕上げ、ようやくFinal Cut Proでの編集も慣れてきたなぁ」   こんなタイミングで気づく。   動画ファイルって、めっちゃ容量大きい。 […]

FCP 重い 不要なレンダリングファイル 削除方法

 

今回は下記2パターンにわけて進めていきます。

 

  1. 【新規】新規ライブラリを外付けストレージへ保存する場合
  2. 【移行】既存動画ライブラリを外付けストレージへ移行する場合

 

 

 

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2つの事前準備

実際に作業する前に、下記2点事前準備をしましょう。

 

  1. 外付けストレージのフォーマット
  2. 不要ファイルの削除

 

順に解説します。

 

①外付けストレージのフォーマット

本作業の目的は、
外付けストレージ(HDDやSSD)をFinal Cut Proで正常に作動する様にするためです。

 

Appleサポートページに下記のよう記載があります。

抜粋)

FAT32 などのフォーマットであらかじめフォーマットして販売されているドライブは、
Final Cut Pro、Motion、Compressor で正常に動作しない場合があります。

ドライブをフォーマットする必要がある場合は、
快適に利用できるように、APFS または Mac OS 拡張 (ジャーナリング) フォーマットを使ってください。
Mac で macOS Mojave 以降を実行している場合は、APFS フォーマットを使います。

Apple サポート

 

指定されたフォーマットにしないとちゃん動作しない可能性があるので、やっておきましょう。

 

ちなみに私が使用している外付けストレージは下記になります。
もはや定番ですが、『SanDisk SSDエクストリーム ポータブルSSD』です。

読出も最大1050MB/秒で申し分なく、防滴防塵 仕様。

容量はそれぞれの好みもあると思いますが、私は1TBを2つ使い分けてます
(リンクから容量選択も可能です。)

 

 

作業方法を簡単に示します。

STEP. 1 LaunchPadの[その他] から [ディスクユーティリティ]を開く

 

STEP. 2 フォーマットしたいストレージを選択し、フォーマットを選択し[消去]

 

ストレージを選択し、[消去]をクリックすると、フォーマットを指定する設定画面が出てくるので、
Mac OS拡張(ジャーナリング)へ変更し、[消去ボタン]をクリックすると、フォーマットされます。

※画像はすでにフォーマット済なので、画像中央「Mac OS拡張(ジャーナリング)形式と表示されています。

 

②不要ファイル(レンダリングファイル等)の削除

本作業の目的は、
いざライブラリを外付けストレージに移動させた際の省スペース化のためです。

既存のライブラリを移動させる前は実施した方がいいです。

 

Final Cut Proでは、何か1つ編集を施す度に、
その都度レンダリングファイルが生成され、これにより容量を圧迫していきます。

 

既存のライブラリを外付けストレージに移動させた時に、
不要なレンダリングファイルごと移動させると外付けストレージの容量がもったいないので、
こちらも作業しておきましょう。

 

作業方法を簡単に示します。

STEP. 1[メニューバー]から[ファイル]→[生成されたライブラリファイルを削除]を選択。

 

 

STEP. 2[レンダリングファイルを削除]、[不要なファイルのみ]にチェックし、[OK]をクリック。

 

これで不要なレンダリングファイルの削除作業の完了です。

 

レンダリングファイル削除方法については、

【解決】Final Cut Pro重い時はレンダリングファイル削除。容量を軽くしSSD逼迫を防ぐ方法も参考ください。

 

事前準備長くなりましたが、
具体的なライブラリ移行方法について解説していきます。

 

 

①【新規】新規ライブラリを外付けストレージへ保存する場合

 

こちら外付けストレージへの移行というよりは、【保存先の指定】という観点になりますね。

STEP. 1 [ファイル] → [新規] → [ライブラリ]から新規ライブラリをクリック

FCPX 外付け 移行

 

STEP. 2 設定画面の [場所] を任意の外付けストレージへ変更する

FCPX 外付け 移行

 

 

これで新規ライブラリデータの保存先を外付けストレージへ設定できました。

設定は以上になります。

 

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②【移行】既存動画ライブラリを外付けストレージへ移行する場合

 

STEP. 1 [Finder] → [ムービー]フォルダ内のライブラリを外付けストレージへドラッグ&ドロップ

※今回はFinal Cut Proのデフォルト保存先[ムービー]からの移行としておりますが、
すでに保存先を別フォルダにしている方はそちらのフォルダから本作業を行なってください。

[ムービー]フォルダが見当たらないという方は、補足を後述してます。

 

「データ移行」というライブラリを外付けストレージへ移行しました。

FCPX 外付けSSDに移行

 

STEP. 2 [ムービー]フォルダ内のライブラリを削除

今回は、STEP.1で「データ移行」という名前のライブラリを外付けストレージへ移行しましたが、
元々の保存先である[ムービー]フォルダ内に「データ移行」というライブラリが残っているので、
こちらを削除します。

※ライブラリをきちんと移行できたことを確認してから削除してください。

 

下記画像は、
Macストレージ内のムービーフォルダ(左)と、外付けストレージ内(右)を示しています。

 

これで、既存ライブラリを外付けストレージへ移行することができました。

 

補足 [ムービー]フォルダが表示されない

[ムービー]フォルダが表示されない方は、
下記画像のようにFinderの[環境設定]から[ムービー]にチェックを入れてください。

 

 

さいごに

 

今回は、Final Cut Proライブラリデータを外付けへ移行して管理する方法について解説してきました。

外付けストレージをうまく使い、容量逼迫問題から解放されましょう。

 

一方で、データ管理を外付けで行うにしても定期的にファイルの見直し、
不要なファイル(レンダリングファイル含)は行うようにして活用していきたいですね

 

誰かのお役に立てば。

では。

 

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