どうも、Mゆうです。
imovieのタイトルってデフォルトでは48種類があって、
比較的多くが使用できる環境ではありますが、
「どれも少し物足りない」
「もう少し種類を増やしたい」
と感じる方もいらっしゃるのでないでしょうか。
今回は、タイトルにバリエーションを持たせたいという方に、
少し変わったタイトルを作成し、タイトルの種類を増やす(?)方法を
解説していきたいと思います。
今回のタイトル編集は以下のような出来上がりになります。
編集の流れ
大きな流れは以下の通り、二段階に分かれます。
- タイトルを「keynote」で作成。
- keynoteで作成したタイトルをimovieにクロマキーする。
「keynote」アプリはMacデフォルトアプリなので、
別途ダウンロードの手間などはかかりませんので取っ掛かりやすいと思います。
では、具体的な編集方法に入っていきますが、
まずは基本形を解説の後、アレンジとして終盤に
keynoteアニメーション設定について述べます。
編集方法(keynote作業編)
①keynote編集画面の調整
STEP. 1
keynoteアプリを立ち上げ、テーマを選択する。
- サイズを「ワイド」選択。
- 背景を「ブラック」選択。
この時、ワイドを選択しているのは、
元動画のアスペクト比を16:9で編集しているため。
作成する動画に合わせて、選択してください。
また、後に変更することも可能です。
他、背景もホワイトでも大丈夫です。
STEP. 2
keynote編集画面の表示を調整する。
メニューバー[表示]から、「スライドに合わせる」を選択。
これで、初期の編集画面調整は終わりです。
②タイトル作成から保存まで
STEP. 1
お好みのタイトルをテキスト入力、微調整する。
- お好みのテキストを入力。
- テキストのフォント、大きさ等調整。
この時、フォントは太いフォント、サイズは大きくした方が
よりインパクトがあり良い仕上がりになると思います。
参考までに本ページの最後に、おすすめのフォントを載せておきます。
STEP. 2
テキストをクロマキーできるようにカラーを変更する。
- [テキスト]から[テキストカラー]へ
- カラーを「グリーン」へ変更する。
STEP. 3
作成したタイトルを保存する。
- [ファイル]から[書き出す][ムービー]の順に選択。
- 解像度を選択(1080p)。
- 任意のファイル名、保存場所に保存。
ここまでで、keynoteでの作業は完了です。
これからimovieでのクロマキー作業に入っていきます。
編集方法(imovieクロマキー編)
ここからは、ボタン3つほどで完了です。
- 作成したkeynoteクリップをタイムラインにドロップ。
- [オーバーレイ設定]で、「グリーン/ブルースクリーン」を選択。
いかがでしたでしょうか。
あとはフェードインするなど調整をかけてみると良いかもしれません。
編集のコツ
keynoteでアニメーション設定
事前(keynote編集時)にアニメーションを付け加えておくと
さらに動きがあってインパクトが出ますので、
最後に、keynoteでのアニメーションの付け方を解説しておきます。
以下の画像で示すように
[アニメーション]タブから編集できます。
アニメーションをかけるタイミングによって、
[イン]、[アクション]、[アウト]と分かれておりますので、
アニメーションをかけたいタイミングに任意のエフェクトを設定してください。
タイトル文字は太文字で大きく
今回のタイトル編集は、文字の中に映像が流れるという
編集方法なので、背景となる映像がしっかり見えた方が、
効果が大きいですよね。
そうすると、テキストの設定ではなるべく太く、大きい方が良いと思います。
以下にフォント例に挙げておきます。
※英語表記、日本語表記とも太めに表現され違和感のないものを挙げてますので
良ければ参考にしてみてください。
・Abril Fatface
・Arial Black
・Avenir
・DDT
・Futura
・IMPACT
・HiraginoKaku Gohic Std
さいごに
今回は、imovieのデフォルトタイトルが物足りないという方に、
タイトル種類を増やすべく、keynoteを用いたクロマキー編集を紹介しました。
imovieの物足りなさをこうやって補って編集するのも楽しいですね。
誰かのお役に立てれば。
では。