どうも、Mゆうです。
iMovie動画編集において、上下左右に画面分割したレイアウトで
動画を作成したいという方に向けて、その編集方法を解説します。
この編集方法を覚えれば、
動画の魅せ方にバリエーションが増えるのはもちろん、
最近tiktokでもよく見る、コラボ動画も簡単に作成できるようになりますね。
2画面だけでなく、3画面、4画面分割についても丁寧に、解説していきます。
スプリットスクリーンを活用した動画はこんな感じです。
画面分割 = Split Screen
技法の名称としては、
「スプリットスクリーン(Split Screen)」と言います。
スプリットスクリーンとは、
画面において2つないしは複数に分割されて映される映像の表現技法。
(Wikipedia)
2つの編集方法
まず、押えておきたいのは、
編集方法について大きく下記2つの手法があることです。
- 「スプリットスクリーン」を活用する
- 「ピクチャ・イン・ピクチャ」(PiP)を活用する
また特徴を整理するとこんな感じです。
手法 | 画面分割数 | 分割レイアウト |
スプリットスクリーン | 2 |
左右対称 上下対称 |
PiP | 2以上も可能 | アシンメトリーも可 |
自由度が高いのは「ピクチャ・イン・ピクチャ(PiP)」を用いた編集になりますが、
編集に少し手間がかかるのと、
気をつけるべき点もあるのでご留意ください。
では解説に移ります。
スプリットスクリーン編集
スプリットスクリーンの適用方法について、解説します。
ボタン1つ、2つで適用可能なので、非常に簡単です。
STEP.1 動画素材をレイヤーで重ねる
STEP. 2 [ビデオオーバレイ設定]で[スプリットスクリーン]へ設定変更
タイムラインで上に重ねている素材を選択し、ビデオオーバーレイ設定で、
[カットアウェイ]から[スプリットスクリーン]へ設定を変更する。
STEP. 3 レイアウトを任意に変更する
「位置」設定から 左右上下を選択できますので、
お好みに設定変更してください。
ちなみに、位置設定を「上」にした場合、下記のようなレイアウトとなります。
これで、[スプリットスクリーン]の基本操作は完了です。
補足 思った通りの画角で画面分割されない
今回は、たまたま素材の中心に人物が位置していたので、
良い画面分割ができています。
一方、下記のように、元素材の画角によっては、
本来映したいところで画面分割ができないこともあります。
その場合は、[クロップ] →[サイズを調整してクロップ]から位置を変更します。
ピクチャ・イン・ピクチャ編集
続けて、「ピクチャ・イン・ピクチャ(PiP)」を用いた
編集方法について解説します。
※今回の出来上がりは、以下のような3画面レイアウトの解説をしていきますが、
4画面、それ以上でも下記作業の繰り返しで編集できます。
STEP. 1 動画素材をレイヤーで重ねる
STEP. 2 [ビデオオーバレイ設定]で[ピクチャ・イン・ピクチャ]へ設定変更
「ピクチャ・イン・ピクチャ」をクリックすると下記画像のように、
重ねたい素材がワイプのように表現されます。
STEP. 3 レイアウトを任意に変更する
STEP. 4 一度、ファイルを書き出す
ここまできたら一旦ファイルを書き出しますが、
これは、imovieではレイヤーを2つ以上重ねられないので、
作業してきた2画面レイアウトを「1つの素材ファイル」として書き出す必要があります。
STEP.5 [書き出したファイル]素材と重ねたい素材をレイヤーする
ここからは「STEP.1」、「STEP.2」の繰り返しとなります。
STEP. 6[ビデオオーバレイ設定]で[ピクチャ・イン・ピクチャ]へ設定変更
STEP. 7 レイアウトを任意に変更する
どうでしょうか。
綺麗に画面分割(3分割)できたのではないでしょうか。
この方法を使えば、4分割、あるいはもっと複数の画面分割が可能になりますね。
留意事項
今回は1度のみでしたが、
「ピクチャ・イン・ピクチャ」を用いた方法については、
途中、ファイルを出力する必要が出てきます。
つまり、映像の劣化がおこることご留意ください。
1度、2度程度であれば目視で気になるほどの劣化はないと思いますが、
複数回となると画質劣化していることは確かなので、
この点だけ頭に置いておきましょう。
さいごに
今回は、iMovie動画編集で、画面分割の方法について解説してきました。
スプリットスクリーンを用いた方法の方が、簡単手間なしだと思いますが、
「ピクチャ・イン・ピクチャ」を用いる方法もバリエーションが豊かになるので、おすすめです。
他にも当ブログでは、
iMovie動画編集のテクニックを解説してますので、
ぜひ、参考にしてください。
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誰かのお役に立てば。
では。